溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
何も出来ないのに…煽られた俺は一睡も出来なかった。



俺は二人揃って、会長室を訊ねた。



「どうした?」


親父はキョトンと俺たちは見つめる。


「婚姻届の証人になってもらいたいと言うか…」


「あ~っ。そうか…別に構わないが…」



「栗原さんは?」


「給湯室だ…」


親父はデスクの椅子から立ち上がって、俺たちをソファーに座らせる。


栗原さんがトレーに淹れたてのコーヒーのカップ4客乗せて、給湯室から出てきた。


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