あなたとのキョリ
『んっっ!』
目を開けたら白い天井がボヤけて見えてきた。
『ここ何処?』
意識がなくなってからどうしたんだ??
「保健室よ。」
『夏実ちゃん。』
夏実ちゃんとは、保健の先生の加藤夏実(かとうなつみ)先生だ。
「奈那、寝不足で倒れちゃったのよ。」
そうだったのか。教室や保健室でよく寝てるから、寝不足なんて絶対ありえないのに。
「和希が奈那を運んできたのよ。」
「奈 那大丈夫か??」
『和希。うん、もう大丈夫だよ。運んできてくれてありがとね!』
「全然いいんだよ。」
『あっ、私重かったでしょ…。』
最近、体重が増えたようなきがして。
「軽すぎて、不安になったぐらいだよ。
もっと食べなきゃ!!」
『う、うん。』
軽いってわけないのに。
「もー心配したんだからー!!」
和希がギューってしてきた。
『ごめんね。心配かけて。』
和希が可愛く思えて頭を撫で撫でしてた。
髪の毛がさらさらだなー。
「ううん、何もなくて良かった。」
「もー無理しちゃダメだからね!」
『うん!!』
「こらこら、先生の前でイチャイチャしない。はい、用事がすんだら教室戻る。」
今まで見られてたのか、恥ずかしい//
『は、はい。す、すいません。』
「は~い。」