あなたとのキョリ

今は、8時15分。
駅まで歩いて5分。
いい感じのタイム。



あっ、和希だ。


私服の和希カッコいい。
制服も良いけど私服の方が好きだな。
身長も高いし、細身なのに筋肉はしっかりついてるし、とにかくスタイルが抜群だ!!
柱にもたれてる姿も様になってカッコいい。


んっ、和希が私に気ずいたみたい。


小走りで和希のもとに近づいた。


『ゴメン、待った??』

ちょっと走ったから疲れちゃった。
体力落ちたかな??

「全然待ってないよー!!」


ん、なんか和希、顔が赤いけど?


「奈那の私服姿可愛い過ぎ!!!!」
「誰にも見せたくないんだけど。」



(あっ、和希、奈那に抱きついたわよ!)
(積極的だな和希!)
(てか、お前声デカイ!!)
(あんたもよ!見つかるわよ!)



ん??この声どこか聞いたことあるような??


和希も気ずいたようで。

2人して苦笑い。


トントン。
騒いでいる2人に肩を叩いて声をかける。


「ねー何してんの?心咲、青登?」

ため息混じり。

「きゃあっ!?」
「わぁっ!?」

めっちゃびっくりしている様子で。


「いや、えーこれは…」


「なに?」

和希の顔が怖いんですけど。


「心咲が、和希と奈那の様子を偵察に行こうと無理矢理連れてこられまして。」

「はぁ〝ー青登だって乗り気だったじやないの!!」


「あー仲間割れみないなことすんな。」


「「はい、すいません。」」


「で、2人はどうすんのこれから?」


???の様子の2人。


「遊園地来んの?」


「行っても宜しいのでしょうか?」


「俺らを邪魔しないならいいけど。」


「やった~青登!」
「やったなー心咲」

騒ぎはじめた2人。


「煩い。」

「「はい、すみません。」」


和希が、あの可愛い和希が完全にキャラが逆転しています。めっちゃ怖いー。


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