オレのエンジェル


――授業が終わり…


オレはシンラをトイレへと連れ込んだ。



『ちょっ…いたっ…阿保野郎、何すんのよ!!』


『バカはどっちだ!! あのな、もうオレの監視すんの止めろーーー!!!』


『なっっ…何よ…トイレなんかに連れ込んで…』




シンラは明らかに焦っている。



『シンラ…もしかして……オレがシンラにエロいことでも するかと思ってんの?』




バッコーン!!!


『思うわけないじゃない馬鹿野郎!! 覚えとけーのピローンだ!!!』



シンラが アカンベーをしながら言ってくる。



『お前は天使じゃねぇだろ。』


オレは言ってしまった後に後悔した。


またシンラに殴られるっ―…



―…が…




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