青いブレスレット
2人で外に出ると、少しだけど雪が降っている。


「わー、初雪だね」


雪を見るとどうしてもテンションが上がるのはわたしだけ?


手のひらを広げて、降ってきた雪が溶けるのを見て喜ぶ。


「雪川さん、名前だけに雪似合うね」

「え、そう?」


なんだか恥ずかしくなった。



校門を出る頃には雪も見慣れて、今度は寒くなってきた。


「今日結構寒いよね」

「うん、雪降るくらいだし」


そんな話をしてると、水原くんに右手を握られる。


「っ!?」

「わ、雪川さんすごい手冷たい」


水原くんの手は…あたたかい。



「水原くん、手あったかいね」

「心が冷たいってよくからかわれるよ」

「そんなの迷信だよー」



ぎゅって少し強く握ったら、水原くんも握り返してくれた。






< 281 / 377 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop