*双子ちゃん*




「ホントはさ、不安だったんじゃないの??誰も友達いないし、幼馴染の響子と祐介もいないから。」


うっ…


確かにそうだけど…


てか、思ってたまんまなんですけど!!!



なんでマオってこう人の心がわかるんだろう…


「俺の高校だったら、俺の友達たくさんいるし。隣の女子校にも結構友達いるし。まずは、新しい友達を作るより、友達と接するってことを経験したほうがいいんじゃない??」



マオの言葉にすごく納得してしまう自分がいた。


確かに、マオは友達が多い。


とにかく、人脈がすごい。


まぁ、マオは有名だからね。


知らない子と接するより、まずは親しい子と接していったほうがいいのかも…。


まぁ、親しい子って言っても、あたしは全く接したことがないんだけどね…。



「俺の高校通って、夢叶えたら??」


「夢??」






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