*双子ちゃん*



そして、教室まで着いた俺は、勢いよく教室のドアを開けた。


セーフ!?


と思いきや…



「入学式早々遅刻とは、いい度胸ね。夏川さん。」


先生は、教卓の前で仁王立ちで立っていた。



げっ!!


「す、すみませーん。」


俺は一応謝った。



「遅刻の理由は??」



が、謝っても聞いてもらえなかったみたいだ。



「えっと、腹壊しちゃって。それで、トイレの場所がわからなくて、探し回ってたら、こんな時間になっちゃって。」



ま、そんなの嘘だけど。



「それ、ホントなんでしょうね??」


「ホントですよ。俺、嘘は言いません。」


「「「「「俺!?」」」」」






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