舞う美少女【完】
『…誰?』


俺が7歳のときだった


まだ小学生のころで


俺は親に捨てられて、義理の両親によ
って育てられていた


そんな小学校からの帰り道だった


俺の目の前に若い男女二人かいた


『…剣…?』


女が泣きそうな声で言った


誰?誰?


…怖い


『お父さんとお母さんだよ?』


男が言った


なんで今更…


『僕を捨てたんだろ!?』


『剣、ごめんなさい…


許して?』


そういいながら近づいてきた
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