ロマンチックランデブー



昼休み


速攻で空き部屋に入り遥に電話



『もしもし』


「遥!?ちょっと聞きたいことたくさんあるんだけど」



『あ、昨日ありがとうね、社長のそばにてくれて』


「え、は?うんどうしたしまして。って違う!!」


『なんか今日あわただいくない?』


「そんなことないよ。それより、遥の会社にだって秘書さんは沢山いるでしょ?なんで私紹介してるのよ」


『だって私くらい優秀な秘書じゃなきゃ行かないっていうから』


「は?」


『あのね、この間いいそびれちゃったけど私の好きな人っていうのがね…』
「それは聞いてる。大丈夫だよ。私自分のことばっかりでちゃんと聞いてあげられなくてごめんね」



『玲奈ぁぁ。だからねどうしてもあのパーティー行きたかったのよ』




そうだろうね



「で、どうして私?」



『いやぁ、うちの社長見たらわかると思うけど。一応イケメン社長で名前通るくらいの人なのね』


「うん」



それは否定しませんけど



『うちの会社の秘書つけたら確実に仕事できないから』



「それ、私も一緒だけど」


『玲奈は一歩ちゃんと線引いて仕事できるでしょう。そこが違うのよ』



「…」


というか


私も仕事できていたかっていうとなぞだけど


「じゃぁ別に私の仕事ぶりみて判断してくれたわけだ」


『うん』


「遥の社長、自分が指名したみたいなこといってたけど、それ違うんだよね」


『え、え、うそ。そんなこと言ってた?』


「言ってた」




『じゃぁそれ社長の言葉信じて』



「は!????」



『え、だから私のいったことは忘れ…』「遥知ってるわね」


『な、何を…』



この2人一応従姉妹どうしだし


知らない方がおかしいよね



「今夜9時に私の家来て」


『は』

「文句はないよね?」





『…はい』




ったく


ちゃんと真実聞きださなきゃ


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