うちのポメラニアンがお世話になりまして。【短編】

「んんっ…!はぁ…、隆太ぁっ…!」


俺の腕の中で苦しがってる樹里。


そして俺の胸をその小さい手で精一杯叩く。


苦しい、ストップの合図。


「はぁ…はぁ…はぁ…。」


例の如く息切れしている樹里。


「いじわる…!」


目に涙をいっぱい溜めて俺に精一杯の反抗。


「ばーか。」


10ヶ月なんて我慢出来るかこのやろー。


俺だって我慢してるんだよ。笑


「お前が悪いんだろ、俺を挑発するから笑」


「してないよっ、隆太の変態っ!」


「おお、変態だよ、認めざるを得ないよな。樹里妊娠してるし笑」


「…////////」


やばい、かわいい////


ひたすら照れてる。


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