どうして私を選んだの?【完】



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大丈夫だよ。


心配してくれてありがとう。


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私は、それだけを紙に書くと、三田さんに頼んで溝口くんの席まで回してもらった。






なんだかんだで私は、溝口くんにまで心配をかけてしまっていたみたいだ…。






それにしても、溝口くんって、結構、周りの人のことを見てるんだなって、つい、感心してしまった。



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