どうして私を選んだの?【完】
「よし!みんな、とりあえず、3回戦まで勝たなきゃ、あの約束も意味がなくなるよ!あれだけうちらのことバカにしてたあの女に土下座させてやろう!」
「おう!!」
奈々ちゃんの掛け声と共にチームが一丸となった瞬間だった。
「…よし!パス!!優芽、シュートよ!」
奈々ちゃんの指示を仰ぎながら試合を進める私たち。
そのおかげか、なんと1回戦は、10点以上の差をつけて勝つことができた。