どうして私を選んだの?【完】




「あぁ〜、やっぱ遥斗には敵わねーな」






少しおどけてそう言う涼太。





なんだか、その姿に胸がギュッと、痛む。





「…そんなことないよ、涼太頑張ってたじゃん」





思わず、私の口からは、そんな言葉が漏れた。






「…そうか?ありがとな、ま、今日は、久々楽しかったし、満足、満足!」





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