どうして私を選んだの?【完】


「…え?あなた、昨日の…確か、遥斗の……優芽ちゃん…だっけ?」




ニッコリ優しそうに微笑みながらそう呟く女の人。





私は、カチンと固まってしまった。





そして、




次の瞬間には、





「え!?どうしたの!!?お腹痛い??」




そんな風に心配する女の人をよそに、



涙が頬を伝うのを感じた。






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