どうして私を選んだの?【完】



「遥斗の彼女ちゃん!?」




リビングに足を踏み入れた途端、キッチンのほうから、すごく綺麗な女の人が歩み寄ってくる。





「うん、桜庭優芽ちゃんだって」




幸さんは、ニッコリ笑って私を紹介してくれた。






「こ、こんにちは…桜庭優芽です…」





それだけ言うと、私はペコリと頭を下げた。






< 340 / 413 >

この作品をシェア

pagetop