どうして私を選んだの?【完】



「え?涼太…?」




そこには、息をきらした涼太の姿があった。





「っ、なんであの場面で逃げてるんだよ!?せっかく、遥斗に啖呵切ったつーのに!」






「あはは、つ、つい…」





すごい剣幕で詰め寄る涼太に思わず、曖昧な笑みを浮かべる私。










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