俺様ヤンキーくんとのキスから始まる恋
俺が聞くと、美香さんはマジメな顔して言った。
「だってあなた、彼女なしでしょ?」
俺のイメージはそんな感じなのか…。
俯いてしまう。
「あら、もしかして…いるの?」
俺は曖昧に微笑んで、はぐらかした。
それから椅子に座る。
「美香さん、部屋出てもらっていいですか?」
そっと言うと、彼女は悪戯っぽく笑い。
「相手が美人だからって、変なことしないようにね」
だから、俺の中では美紀だけが美人なんだってば。取引先の相手とか眼中にないんですけど!?
なんて言えず。言えるわけもなく。
「あの…食事、行きませんか?おなかすいちゃって」
彼女が言った。