その瞳で舐めあげて
「一日ぶりですね、倉田さん」

「こんばんは、伊澤さん」

「あ、伊澤くん、帰り?」

「はい」

「これ、私の番号だから

返事聞かせて?」

「あ、はい」



立鍋さんの携帯番号の

書いた紙を受け取る。

「じゃあ車用意するわね」





立鍋さんが出て行って

伊澤郁箕と2人きり。

「丹音さん?」

あ、丹音って呼んだ?

「はい」

「昨日?今日は楽しかったよ」



そうだ、朝チュンについて

まだ完結してなかったんだった。

< 12 / 82 >

この作品をシェア

pagetop