美しい翼を持った飛べない天使
俺が兄貴の夜食運ぶことに

なることぐらいわかってたけど。

喜んどいて睡魔に負けるとか…

コンコン。

「兄貴、開けるよ」

「お、陰吏ありがと、美翼ちゃん

帰ったの?」

「俺の部屋で寝てる」

「一線越えるのは結婚してからに

しろよ?」

「まず付き合ってないし、揃って

そんなつもり、さらさらないから」

もう一度言うが美翼が好きなのは

俺と今話してる、兄貴。

俺の努力を無駄にしてくれるおかげで

俺の付録?としてしか見られてない。

そんなこと言って逆上されたら

面倒だから言わないけど。

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