先生達とルームシェア!?




それからも、物がなくなったり落書きはしょっちゅうで、トイレに入ったら上から水が降ってきたときは、結構落ち込んだ。


それでも桃花や千明がいてくれるから頑張れる。


嫌がらせももう一週間以上が経ったある日の夜のこと。



「瑞季ちゃん、もしかしていじめられてたりする?」



流石に様子がおかしいのがバレたらしくたっくんに問いつめられる。



「いや、大丈夫だよ」


「なに、瑞季いじめられてんの?」



近くにいたいずみんも話に入ってくる。



「いいの、大丈夫!」


「大丈夫とかじゃなくて、ちゃんと答えなさい」



いつもになく、真剣な、ちょっと怒ったような顔のたっくん。



「ちょっとした嫌がらせなだけだよ」


「お前なんですぐ言わねーんだよ!」


「ご、ごめんなさい」



いずみんに強く言われて、ビクッとする。


なんか…悲しくなってきた。


みんながいるから頑張ろうって思ってたけど、やっぱりちょっとキツい。


気づくと私は涙を流していた。



「えっ!?わ、わりぃ…俺そんなつもりじゃ…な、泣くなよぉ…」



いずみんは強く言ったからだと勘違いしたのかわたわたして焦る。



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