クールプリンスはあたしの旦那



病室の前に来てしまった。


「いつでもいいよ」


「…うん」


「颯汰は…会いたがってる」


「そんなことない。
だって、颯汰さんは篠さんが好きなんだもん」


「…何言ってんの?」


「だから」


「きちんと、本人に聞いた?」



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