はんぶんこ
昭の笑顔は俺の価値観を大きく変えた
最初は可愛くてなんとなく告ったけど、今じゃもうあいつに会えない日は苦しいほどだ。
仕事よりも大切なものが出来るなんて思わなかった…

車内で昭にキスした時、俺はもう半分止まらなくなった。焦ってすぐ帰らせたけど…
人を愛すことがこんなに難しくて、恥ずかしくて、こんなにも素直になれるなんて知らなかった

やはり俺は何があっても、敵が誰でも昭を守りたい、昭をあの雨の日の時のように泣かせたくない…
何があっても離したくない…
家に帰ると俺は昭と買ったお揃いのストラップを眺めながら眠りについた
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