俺様で、先輩で…




ふいに聞こえた低い声にパッと顔を上げた。



「大勢で何やってんだよ? 随分楽しそうだな…俺も入れてくれよ」



不敵に笑う。



でも、口元は笑ってなくて……



夕方になりかけた空が余計に先輩の顔を怖くしてる。




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