俺様で、先輩で…




「何……?」



立ち上がりながら返事をする。


ホントは立つだけでも


しんどい。




「先輩から呼ばれてたの! 良いなぁ…呼び出しだなんて~羨ましいな♪」




「はは…...」



どこが、羨ましいんだか


全く理解できない…………


あたしにとっては、


憂鬱で仕方ないっての…………。




重い足取りで入り口まで向かう。


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