虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


暑さと寝不足で体に限界が来たのか・・・目の前が霞んできた。


ヤバイ・・・ほんきでヤバイ・・・


そう思った途端、体から力が抜けた。


「・・・っ」


「おいっ!!どうしたっ!?」


体に力が入らず膝を着いてしまった。


「――――っ、大丈夫です。すみません、先行っててもらえますか?すぐ追いつきますんで」



正直、全然大丈夫じゃない。


喋るのもきつい・・・だけど、迷惑になることだけは嫌だった。


しばらく休めば頭痛も治まるだろう。


「・・・おい睦月。お前いい加減にしろよ!」


――――・・・え?


「僕、無理するなって言ったよな!?お前は無理しすぎなんだよ!」



< 145 / 858 >

この作品をシェア

pagetop