虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
暑さと寝不足で体に限界が来たのか・・・目の前が霞んできた。
ヤバイ・・・ほんきでヤバイ・・・
そう思った途端、体から力が抜けた。
「・・・っ」
「おいっ!!どうしたっ!?」
体に力が入らず膝を着いてしまった。
「――――っ、大丈夫です。すみません、先行っててもらえますか?すぐ追いつきますんで」
正直、全然大丈夫じゃない。
喋るのもきつい・・・だけど、迷惑になることだけは嫌だった。
しばらく休めば頭痛も治まるだろう。
「・・・おい睦月。お前いい加減にしろよ!」
――――・・・え?
「僕、無理するなって言ったよな!?お前は無理しすぎなんだよ!」