虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
そこには・・・土方さんに負けないぐらい怖い・・・
鬼、いや藤堂さんがいた。
そしてビビリまくっている隊士達。
「えっと、あの・・・すみませんでした」
とにかく謝る。
たぶん怒らせているのは・・・わたしが原因だろうから。
「・・・」
藤堂さんは、わたしを一睨みしてから、スタスタと歩いていってしまった。
まずい・・・ほんとにまずい。
でも・・・なんで怒っているのだろう?
ちゃんと斬らずに捕縛したのに。