虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「睦月君・・・さっきのことなんだが・・・」



申し訳なさそうに眉を下げる近藤さん。



「いいえ、理由は藤堂さんに聞きました。

気を使ってくださったんですね。ありがとうございます」



わたしはそう言って、近藤さんに頭を下げた。


そんなわたしに、ビックリしたように目を見張る二人。
< 229 / 858 >

この作品をシェア

pagetop