虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「何回でも言います。俺は大坂へ行きます」


「だーかーらーっ「俺は行きますから」


「はぁっ!?」




何回も話を遮られて額に青筋が浮かびかかっている土方。


そんなわたし達の様子に慌てている近藤さん。



「俺は、芹沢さんに未来から来たことがばれても別にいい」


「でも、そしたらお前っ」


「そしたら何なんですか?」



土方が焦ったように言うが、それを遮る。


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