虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「別にばれても何にもなりません。ばれたらその時です。

俺は、藤堂さんや一条が行くのならどこへでも行きます」



はっきりと、強い口調で土方と近藤さんに訴える。



「土方さんっ、入ります!!」



と、そこへドタドタと藤堂さんが入ってきた。



「僕も睦月は大坂に同行するべきだと思います。

いつもとは違う隊務をこなすのも大切なのでは?」



藤堂さん・・・わたし達の会話、聞いてたのか?


それは土方も同じことを思っていたようで。


「平助・・・お前・・・」と拳を震わしている


おぉ――――っ、怒ってる(笑)

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