虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


「どうします?止めますか?」


「ん・・・一応、監視として追跡、という方がいいかもな・・・」



二人が、真剣な話をしているけど・・・わたしは暇だ。


二人の世界に入ってるし、わたしは蚊帳の外だし。


痺れてきた足を崩そうと、身じろぎをする。


すると足に、コツンと何かが当たった。



足に当たったもの・・・それは“豊玉発句集”。


こそっと中を読んでみるが・・・・



なんか、見てはいけないものを見た気がする・・・




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