虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
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ガヤガヤと騒がしい、島原。
夜なのにとても明るくて、目がチカチカする。
あまり、この雰囲気好きじゃないな・・・
旅籠の中に入っても、芸子の三味線の音や話し声。
耳が駄目になりそうなほどだ。
「睦月ー!楽しんでるかー!?」
「いえ、全く」
元から好奇心旺盛なのか、一条のテンションがおかしくなっている。
この宴会が、暗殺の為だと本当に分かっているのだろうか?