虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


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『パリィィィンッッ』



その音に、皆の視線が突き刺さる。


でも、今のわたしにはそんな事気にしていられない。


わたしの目は、一転に釘付けになっていた。



周りから、あの名前で呼ばれている男・・・



歴史は――――変わっていなかったのだろうか?


運命は・・・未来は変えられなかったのか?


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