虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
「・・・ちょっと、来てください」
わたしは、真っ赤な平助君を引っ張って、外へ出た。
もう・・・この人の傍では、心臓が持たない。
「えっと・・・平助君、さっきのは・・・?」
「――――本当だよ。 僕は、鈴のことが好き」
さっきとは違い平助君は、はっきりと言った。
こんなに言い切られると・・・
反応に戸惑っていると、平助君が追い討ちを駆けるようなことを言う。
「鈴は、どう想ってるの?」