虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


お互いに言い合い、笑う。


幸せだった。


平助君に想われていたことが。



嬉しかった。


平助君と、同じ気持ちだったことが。



――――忘れていた。


もう、死神の足音が近付いて来ていることを・・・


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