虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
「別にホントのことですよ」
少し、投げやりに答える。
「命を大切にしろッ」
なんでこいつに言われないといけないの?
「関係ないでしょ。あんたに何が分かんの!?」
そう言い、部屋の中に入ってきた近藤達4人と土方、沖田を睨み付ける。
こいつらに・・・わたしの何が分かるんだ。
いや、分かってたまるか。
そこで口を開いたのは意外な奴だった。
「もう・・・いいんじゃないか?」