虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
「え・・・?」
「もういい、ほんとのこと言おう?」
口を開いたのは一条だった。
さっきまで何も喋ってなかったのに・・・
いいところで(怒)
せっかくのところで、何言ってんの!?
「えっ、ちょッと!」
そんなわたしをよそに、前を向いて話し出す一条。
その目は凛としていて、しっかりと土方達を見ていた。
「俺達は長州(?)の人間じゃありません。
俺達は・・・未来から来たんです」