虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


【 朝餉を食べた後、俺の部屋へ来い 】



そう書かれている紙が、わたしの部屋の前に置かれていた。


・・・俺って誰だよ?


まあ、紙にわざわざ書いてくる人といえば・・・



「・・・土方か」



そう、この人しかいない。


最近食欲の無かったわたしは、しばらくの間自分の部屋で時間を潰していた。



そして、ある程度時間が経った頃。


わたしは土方の部屋へと向かった。


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