虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
わたしは、喧嘩を始めそうな二人の間に、割って入った。
・・・何で久しぶりの再開、っていう時に喧嘩するかな・・・
「平助君は小さくないです。
だから、からかうのは止めてください」
――――二人の間に割って入ったつもりだが・・・
わたしは、やっぱり平助君贔屓になってしまう。
背の高い、沖田さんをじっと見つめる。
だから、自然と見上げないといけなくて。
首が痛い・・・