虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


こんな、和やかな時間が刻々と過ぎていく。


わたしと平助君は、笑いあって、赤面して・・・


と、忙しかった。


だんだんと周りの隊士が眠りに落ちていく中、ついに伊東も完全に酔っ払っている様子。



ちらと土方を見ると、コクリと頷く。


この和やかな時間も、もう終わりだ。



「じゃあ、そろそろ帰るか」


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