虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


救いたかった。


守りたかった。


だけど・・・たぶん、わたしには出来ないことだろう。


力が無いからとか、そんな理由じゃない。



ただ・・・その時には、わたしは・・・


既に、この時代にいない気がしたのだ。


最近、そんな気がして・・・


この紙に、記しておこうと思った。



これに誰かが気が付けば、今度こそは誰かを助けられるかもしれない。

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