虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


真っ暗な部屋に、そっと入る。


一寸先は闇、そんな感じの部屋。


すっかり冷たくなった布団。


それに、体を滑り込ませる。



一人の夜は、もう慣れてしまった。


だけど・・・今日は、眠ることが出来なかった。


沖田さんのことが気掛かりで。


・・・自分には、皆を見届けることは、きっと出来ないだろう。



勘は、思った以上に当たる。


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