虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


最終チェックを入れていた頃、すぐに玖於が来た。


サッと後ろに隠し、歩き出す。



玖於は、気が付いていないのかそのまま歩き続ける。


わたし達が来たのは・・・



「――――山?」


「うん、こっち」



どんどんと、見慣れた道を進んでいく。



わたしは・・・


玖於には、この場所を教えておこうと思う。


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