ハンドパワー

「え?」

「こんな俺でも学校では、結構モテるんだよ♪」

「そーなんだ。

まぁ春さん、優しいししっかりしてるからね」


「え?   まさか温秘からそんな言葉が出てくるなんて…

やっぱり友達の力はすごいね」


「そうだよね、
私もそう思ってる」


そして安心したのか、私は春さんの部屋で眠ってしまった。



<翌日>
起きてみたら、隣に春さんがいた。

え?
なんで?


あ、そうか。
昨日自分からこの人の部屋に行ったんだ。
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