ハンドパワー
やっぱり私は、みんなを傷つけるんだよ!
そして仕返しが来る。
そういう人生を歩んでいくんだよ」
「温秘…
ゴメンな、お前がヤるわけないよな」
そっと引き寄せてくれる合田さん。
「もうやめて!」
それに応えない自分。
「だからあの時、騙されたくないって言ったんだよ
もういい。
みんな嫌いだ!!」
泣いて… 怒って…
そう合田さんに言い捨てた。
そして部屋に戻った。
体操服を脱ぎ捨てて… 思った。