ハンドパワー

それに何で新くん、私の過去が知りたいんだろう?

何で新くんは、私のことを知っていきたいんだろう?


「無理だよ
私の過去は…」

「ん?」

「私の過去は最悪なものだから」


「最悪な過去なんて言うものは、誰にでもあること。
その大きさなんて、大して差はないんだよ。

だから話してみてごらんよ」

「・・・む・・り・・・だよ・・

ようやく・・ 蘭って言う 話せる人が見つかったばっかりなのに…

それに  男子に話すなんて…」

「やっぱり、抵抗あるよな」

その応答には答えなかった。
< 208 / 576 >

この作品をシェア

pagetop