ハンドパワー

彼の親にそう言われたけど、絶対なにか裏があるはずだと、私は思った。

だって、さっき会った時は、険しい顔を最後にしていたからね。


ガチャ
ドアを開け、帰ろうとした。

「じゃあまた。学校で。

これからが楽しみだよ。  あつぃちゃん」

!!!
「はぁぁ…

あんたにはもう、関わりたくないよ」

チャッ

彼は不気味な笑みと共に、家に入っていった。

私は彼が私に寝るように言った理由がわかった。

心を落ち着けるためだろう。

寝させて、少しでも気持ちを晴らそうとしたんだろう。


意外に人間味あることするんだな。

でも私にはそんなこと通用しない。
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