ハンドパワー

「どうしたんだよ?!」


「敵が現れた」

「敵?!」

「どうしよう!ハル!!

せっかく隣町に引っ越したっていうのに、私の過去を知ってる人が同じ学校に転校してきちゃったよ!

これから私の生活を邪魔する気だよ!

どうしよう!!!」

「落ち着けよ、温秘。

心配すんなって。
俺がついてる」


「でもハルは…

だって、私に24時間くっついてるわけじゃないから、無理だよ!!」

「でも温秘の心の支えにはなれるよ!」


落ち着けられない、自分。

そのわけはあいつがいるから。
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