ハンドパワー
私は相手の胸ぐらを思いっきり掴んでやった。
「そんな無関係者のことなんて知らねぇよ!
勝手に巻き込まれるのがわりぃんだよ!」
「大の大人が何言ってんの!!
何のために学校に行ってたの?!
今まで何を学んできたの?!
あんたみたいな人間を減らすためだよ?!
少しでもちゃんとした人間を創り出すためにだよ!!
それなのにあんたは、それが身についてない、無能な人間だ!!」
「るせぇ!!
おまえに何がわかるんだ!!」