ハンドパワー

「荷物置きたいから」

「わかった」

そしてその子と手を繋いだ。

「着いた。
ちょっと玄関のところで待ってて」

「うん」


一応外で待たせた方が、この子のお母さんが見つけやすいだろうと思ったからだ。

合田さんは家にいた。

そして私は自分の部屋に行って、急いで支度した。

そんなとき…

「おねぇちゃーん!」
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