水面に映る影は永遠へ続く


穏やかに眠る彼…。



私のせいで怪我を負った頭にはまだ白い包帯が巻かれいて、痛々しかった。



「土方さん…」



布団の上に出された手を両手で包むように握ると、それを頬に当てた。



私によく触れていた手…。



記憶を失ってからは全然触れられてない。



「早く…、早く私を思い出して…」



そして、この手で私に触れて欲しい。






< 128 / 270 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop